
※こちらのページで紹介しているトリートメントは一般的に認知されている トリートメントを指し、当社の電子トリートメントの性質とは異なります。
髪を傷める原因となる行為

①紫外線対策をしていない
紫外線は、髪の主成分であるタンパク質を破壊します。そのため、髪組織のバランスが崩れ髪が傷みパサパサ感の原因となります。髪の細胞は二度と回復することがないため、紫外線対策はとても重要です。 対策方法としては主に以下の2つ
- 帽子や日傘の使用
- 洗い流さないトリートメントの使用
通常の帽子などではなく、紫外線(UV)カットの帽子や日傘を使用する事がおススメです。紫外線をカットし太陽から降り注ぐ紫外線から髪を防ぎましょう!
洗い流さないトリートメントを使用することで外出時でも髪の表面をコーティングすることができ、紫外線や乾燥などのトラブルを軽減することができます。
②髪を洗う・タオルドライの時の髪への過度な摩擦
毎日行っているシャンプーですが、ゴシゴシ洗ってしまうと髪への摩擦が過度になりダメージを与えてしまいます。シャンプーをする際は、しっかり泡立ててからもみ込むように洗うことで髪同士の摩擦を軽減することができます。
タオルドライの際は、ゴシゴシ拭くのではなく髪をタオルで優しく挟み込み水気をとるようにしてください。ゴシゴシ拭いてしまうとキューティクルが剥がれる恐れもあり、髪のパサパサが目立ってしまうので注意が必要です。
③髪が濡れたまま寝る
自然乾燥するのは避けましょう!髪が1番ダメージを受けやすいのは、濡れた状態です。
濡れた状態で寝てしまうと、寝返りなどで髪への摩擦が過度になりダメージを受けやすくなり、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなってしまい頭皮・髪トラブルの原因となります。 また、髪が濡れキューティクルが開いた状態が長く続くと髪の水分が蒸発しパサパサになるため、髪のツヤが無くなります。
そのため、お風呂上がりはタオルドライを行いドライヤーでしっかり乾かすようにしましょう。
トリートメントの必要性

髪には、自己修復機能がありません。そのため、必要になってくるのがトリートメントです!
まず、髪のツヤが無くなる原因は髪のダメージの蓄積です。髪がダメージを受けることで、キューティクルが乱れ髪の水分が蒸発しパサパサになり髪のツヤがなくなります。
トリートメントの効果には、ダメージ補修があるためトリートメントを使用して髪のケアを行う必要があります。
「リンスとコンディショナーではダメなの?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、効果が全く違うので下の表で確認してください。
トリートメントとリンス・コンディショナーとの違い
- 効果・作用
- トリートメント
- 髪の内部に水分や栄養成分を浸透させダメージ補修をする
- リンス・コンディショナー
- 髪の表面をコーティングしキューティクルを整える
美容室と市販のトリートメントの違い

パーマをかけた後などダメージを受けた髪にとってトリートメントでのケアは大切ですよね。でも、美容室で使用されるトリートメントと市販のトリートメントの違いについてご存じですか?意外と知らない方は多いと思います。美容室と市販のトリートメントの大きな違いは以下の2つです。
- トリートメントに配合されている成分
- 自分の髪質に合ったトリートメントの使用
①配合されている成分
美容室(サロン)と市販のトリートメントのどちらにも、ダメージ補修成分は配合されていますが、美容室で使用されているトリートメントの方が、市販で販売されているトリートメントに比べダメージ補修成分の配合率が高くなっています。市販のトリートメントは、ダメージ補修成分の配合率が低い分、安価で手軽に使用することが可能です。
②髪質に合ったトリートメントの使用
ダメージ補修と言っても、ダメージの種類や髪質によってトリートメントに合う合わないがあります。市販のトリートメントは、安価で使用しやすい反面自分の髪質に合ったトリートメントを選ぶのが難しくなります。しかし、美容室でのトリートメントは値段は高くなりますが、髪のダメージ具合・髪質によって必要な成分の入ったトリートメントを使用することが可能です。
トリートメントの種類
インバストリートメント
インバストリートメントとは、入浴中にいつも使用するトリートメントです。
ダメージ補修成分が多く配合されており、キューティクルが開き浸透しやすい状態であるため髪の内部からケアすることができます。
シャンプー後に、タオルドライなどで水気をとってから使用することで、髪の内部に成分が浸透しやすくなり効果を高めます。
トリートメントを効果的に浸透させる方法について、別記事で詳しく紹介しています。
アウトバストリートメント
アウトバストリートメントとは、入浴後の髪を乾かす前に使用する“流さないトリートメント”です。髪の表面の保護の役割を果たしており、紫外線や熱などのトラブルから髪を守ります。
アウトバストリートメントにはいくつかタイプがあり効果が違ってきます。
- タイプ
- 効果
- オイルタイプ
- 人気の高いアウトバストリートメントです。保湿力が極めて高く髪のツヤを出しやすいのが特徴です。
- クリームタイプ
- ワックスの代わりに使用することができるため、髪のケアとスタイリングが可能なアウトバストリートメントです。
- ミルクタイプ
- パーマ後などの髪のダメージが高い方におすすめのアウトバストリートメントです。
- タイプ
- 効果
- ムースタイプ
- パーマヘアーのスタイリングに適したアウトバストリートメントです。
- ミストタイプ
- オイルタイプなどと併用して使用することで効果を高めることができます(ミストタイプ→オイルタイプの順)。
- スプレータイプ
- ベタつきがなく着け心地の軽さに特化しており、外出時にも手軽に使用できる。
ツヤ感が上がるトリートメントの仕方
水気をとってからトリートメントを使用する

髪にツヤ感を出すためには、トリートメントの成分を髪に浸透させることが重要です。髪の水気をとってからトリートメントを着けることで成分が水によって薄まること・流れ落ちることを防ぎます。
シャンプー後にタオルドライを行う際に、ゴシゴシ髪をこすらないようにしましょう!摩擦で髪が傷む恐れがあります。
5分~10分放置してから洗い流す

トリートメントの成分を髪の内部にしっかりと浸透させることで髪にツヤを出すことができます。成分を髪にしっかり浸透させるために、ラップで髪を覆うことがポイントです。
トリートメントは、髪の中心部から毛先にかけてつけるようにしましょう!根元からつけてしまうと頭皮に炎症やかゆみなどのトラブルが発生する可能性があります。
ツヤ感が上がるブローの仕方

髪のツヤを出すためにはトリートメントだけでなく、ブローの仕方も重要になってきます。しかし、自宅で美容室のようなブローを行うことは難しいですよね。
そこで、ツヤ感を上げるブローの仕方を説明していきます。
①タオルドライを行い水気をしっかりとる
タオルドライで水気をしっかりとることで、ドライヤーで乾かす時間を短縮し、髪に与える熱ダメージを軽減します。
流さないトリートメントをつける
流さないトリートメントは、髪の表面をコーティングする効果があるため、キューティクルを整えドライヤーの熱から髪を保護します。
ドライヤーで髪の根元から乾かす
根元は乾かすのに時間がかかります。根元から毛先に向かって乾かしていくことで、髪の毛全体のオーバードライを防ぎます(ドライヤーを髪の毛から15㎝ほど離して使用する)。
7~8割乾かし流さないトリートメントをつける
再度トリートメントをつけることで、髪の毛から水分の蒸発を防ぎ仕上がりのパサつきを無くしツヤ感を出すことができます。
冷風機能を使い乾かす
仕上げを冷風で行うことでキューティクルを引き締める効果があります。キューティクルを引き締めることで、髪にツヤ感を与えることができるため重要な工程です。
ホームケアの重要性

髪にツヤを出すために重要なのがホームケアです。サロンで髪のケアをして髪にツヤを与えることは多いと思いますが、毎回サロンで髪のケアをしてもらうと費用もかかるため現実的に難しいですよね…
髪には、自己修復機能がなく多くのダメージを受け続けるため、正しいケアをしていなければ髪質が落ちパサパサが目立つようになってしまいます。こうなってしまうと、髪にツヤを与えることはとても難しいです。
髪のダメージの原因には以下のようなものがあります。
①パーマやカラーによるダメージ
髪は、肌と同じく弱酸性が基本です。しかし、パーマやヘアーカラーなどの薬剤はアルカリ性でできているため、髪のキューティクルを剝がしやすくしてしまいます。
パーマ用トリートメントについて別の記事で詳しくまとめています。②紫外線によるダメージ
外出時には、髪は太陽に近く紫外線を一番浴びてしまいます。紫外線を浴びることで、髪のキューティクルが開いてしまい髪の水分が蒸発することで髪がパサパサしてしまいます。
③ドライヤーやヘアアイロンの熱によるダメージ
髪の約8割はタンパク質でできています。タンパク質は、熱により変性してしまうため髪組織のバランスが崩れてしまいます。
④髪への摩擦によるダメージ
シャンプーやブラッシングにより、髪は摩擦を受けてしまい髪表面のキューティクルを剥がしてしまい髪がパサパサした状態になってしまいます。
サロン後のツヤ感を維持するホームケアのやり方
髪にダメージを与えない洗い方

ホームケアの重要性の中で、シャンプーの摩擦による髪へのダメージについて話しました。毎日間違った洗い方をしてしまうと、髪を洗っても髪へのダメージは蓄積してしまいもったいないですよね。
ポイントは3つです。
①シャンプーをする前にぬるま湯でやさしく汚れを洗い流しましょう!
汚れの7~8割は、ぬるま湯だけで落とすことができます。
②しっかり泡立ててから洗いましょう!
髪のツヤを出すためにはトリートメントだけでなく、ブローの仕方も重要になってきます。しかし、自宅で美容室のようなブローを行うことは難しいですよね。
③しっかり洗い流しましょう!
意外ときちんと洗い流せていない人は多いです。シャンプーが頭皮に残ってしまうと、フケの原因になってしまいます。さらに、毛穴に詰まってしまい雑菌の繁殖や抜け毛の原因にも繋がります。
トリートメントで髪のケア
髪のケアでトリートメントはとても重要になってきます。トリートメントには、インバストリートメントとアウトバストリートメントの2種類があります。
インバストリートメントのポイント

インバストトリートメントは、シャンプー後に使うことで髪の内部へ栄養成分を浸透させ髪のダメージ補修を行います。髪の中心から毛先にかけてもみ込むように髪に馴染ませていくことでより髪内部に浸透しやすくなります。洗い流す際は、ツルツル感が少し残る程度を目安にしましょう!
アウトバストリートメントのポイント

アウトバストリートメントは、髪を乾かす前に使用することで髪表面をコーティングしドライヤーの熱によるダメージを軽減します。
髪を8割程度乾かしたら、再度アウトバストリートメントをつけましょう!そうすることで、髪の水分の蒸発を防ぎ髪に潤いを留めます。
ヘアドライでツヤ感を出す

ヘアドライは、髪のツヤ感を出すのにとても重要になってきます。
タオルドライ
ドライヤーで乾かす前に、必ずタオルドライをして水気をとっておきましょう!
※タオルでゴシゴシ拭くのではなく、髪をはさみ込むように拭く。タオルドライをすることで、ドライヤーで乾かす時間を短縮できるため髪に与える熱のダメージを軽減します。
髪の根元から乾かす
髪の根元は、乾かすのに時間がかかります。根元から毛先に向けて風を当てながら乾かすことで、髪全体の乾かす時間にムラを無くしオーバードライを防ぎます。
最後は冷風で乾かす
温風で8割ほど乾かした後は、冷風でしっかり乾かしましょう!冷風で乾かすことで、髪のクールダウンにもつながり、キューティクルを引き締める効果があります。
上記3つのポイントを行っているかで、髪質のケア・維持が目に見えて違ってきます。髪は、自己修復機能がないため毎日行うことほど、手間を惜しまず行ってみてください。
まとめ

髪は、自己修復機能がありません!そのため、日頃のケアを怠っていると髪質が悪化しツヤが無くなっていきます。
髪のツヤを維持するためには以下の2つのポイントを押さえておきましょう!
- トリートメントを使用する
- 正しいヘアドライを行う
トリートメントには、インバストリートメント(入浴中に使用)とアウトバストリートメント(ドライヤーの前に使用)の2種類があります。
ヘアドライは“タオルドライ→8割を温風で乾かす→冷風で乾かす”の順番で行います。
ぜひ参考にしてください!
- ①引用記事:まるで別人!?【見違えるほどのうるつや髪】になる《髪が喜ぶトリートメント8選》
- 引用URL:https://www.michiluno.jp/media/uruurutreatment/
- ②引用記事:おすすめトリートメントで叶える、憧れのさらツヤ髪♡選び方やアイテムを紹介!
- 引用URL:https://beauty.hotpepper.jp/magazine/883612/
- ③引用記事:【2022年最新版】トリートメントで劇的に髪質改善。プロが教えるうるツヤ髪の作り方を大公開!
- 引用URL:https://www.hairdre.jp/special/detail/0114.html
- ④引用記事:読者、美容プロがおすすめ!人気トリートメント【ベスコスランキング受賞】
- 引用URL:https://www.biteki.com/hair/trouble/355309
- ⑤引用記事:髪の傷みの原因って?毎日実践したいヘアケアの方法
- 引用URL:https://www.s-re.jp/magazine/health/63/
- ⑥引用記事:【髪の毛って何で傷むの?】髪の毛が傷む原因や対処方法を現役美容師に聞いてきました
- 引用URL:https://beauty.rakuten.co.jp/rakulab/magazine/articles/2017/0627_001/